タイムテーブル
午前の部
10:00~10:10 主催者挨拶   一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム
会長
浜口 友一(株式会社NTTデータ 相談役)
   
10:10~11:00 K-1 基調講演-1 同時通訳 AT&T
ERP Operations Director
Bryon Rickey 氏
2000万ドルのコストを削減した
データ・アーカイビングセンターの意義と役割
11:00~11:50 K-2 基調講演-2   株式会社NTTドコモ
情報システム部情報戦略担当部長
白川 貴久子 氏
情報資産をビジネスに生かすための取り組み
11:50~12:00      
日本データマネジメント・コンソーシアムのご紹介  
ランチセッション
12:15~12:45 L-1
クラウド&キュレーションによるビッグデータのビジネス活用
 
※軽食をご用意しております。
富士通株式会社
小林 午郎 氏
12:15~12:45   L-2
ビッグデータ時代のビジネス変革
情報分析による”実行”こそが競争力に
※軽食をご用意しております。
日本アイ・ビー・エム株式会社
塚本 眞一 氏
12:15~12:45 L-3
情報活用、事業継続の実現に向け今求められる情報基盤のあるべき姿
 
※軽食をご用意しております。
日本オラクル株式会社
谷川 信朗 氏
12:15~12:45 L-4
ビッグデータ時代における情報活用基盤
NECが提案する新たなデータベース
※軽食をご用意しております。
日本電気株式会社
北澤 敦 氏
午後の部
13:00~13:40   A-1
楽天におけるスーパーDBの活用事例、およびビッグデータへの取り組み
楽天株式会社
景山 均 氏
13:00~13:40   B-1
Facebookによる
ロイヤル顧客の
エバンジェリスト化
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
中澤 伸也 氏
13:00~13:40 C-1
東京海上日動システムズが
考えるデータ・マネジメントのあり方
東京海上日動システムズ株式会社
工藤 重己 氏
13:00~13:40 D-1
オムロン顧客マスタ統合事例から見るデータマネジメントの事業価値
オムロン株式会社
海老原 吉晶 氏
13:50~14:30   A-2
業務近代化の変遷と
マスターデータ管理の取り組みについて
(協賛:NTTデータ グループ)
株式会社東京証券取引所
坂本 忍 氏
13:50~14:30   B-2
日立のビッグデータ
活用事例
「実業×IT」が相乗効果を生み出す
株式会社 日立製作所
山口 俊朗 氏
13:50~14:30 C-2
スマートデバイス活用とデータ品質管理で“ビッグデータ・クライシス”を切り抜ける
インフォテリア株式会社
油野 達也 氏
13:50~14:30   D-2
ビッグデータ時代のデータマネジメントを考察する
 
 
日本テラデータ株式会社
金井 啓一 氏
14:40~15:20   A-3
ビッグデータ時代におけるマスターデータ管理の役割とその重要性
 
Informatica Asia Pacific and Japan
キム・デ・ジュン 氏
14:40~15:20 B-3
事業環境の変化へ俊敏に対応する「データベースの仮想化」とは?
 
レッドハット株式会社
岡下 浩明 氏
14:40~15:20   C-3
最新テクノロジー活用事例に見るデータマネジメントのトレンド
 
日本オラクル株式会社
人見 尊志 氏
14:40~15:20 D-3
データマネジメントが求められる理由とユーザ事例を通じた実践方法の紹介について
株式会社リアライズ
大西 浩史 氏
CoffeeBreak
15:40~16:20   A-4
eBayの分析プラットフォームの実際
メタデータとアプリケーションを中心に
 
eBay

Alex Liang 氏
15:40~16:20 B-4
データマネジメント改革
流通企業の挑戦

 
 
 
株式会社トライアルカンパニー

西川 晋二 氏
15:40~16:20 C-4
“ソーシャルメディア・センサー”の金融活用を目指すPOCの実際
 
 
カブドットコム証券株式会社

谷口 有近 氏
15:40~16:20   D-4
『お買場』のPDCAを支えるシステムとその導入プロセス
 
株式会社
三越伊勢丹システム・ソリューションズ

早乙女 雅洋 氏
16:30~17:10 A-5
ビッグデータのマーケティング活用事例
お客様とのEngagementを目指して
ヤフー株式会社
鈴木 勝 氏
16:30~17:10   B-5
日産がIS/IT中期計画「BEST」で取り組んだこと
プロセスとデータのマネジメントを中心に
日産自動車株式会社
柳沼 浩嗣 氏
16:30~17:10 C-5
アスクルにおける
商品情報管理の
あるべき姿とは?
 
アスクル株式会社
小野原 学 氏
16:30~17:10   D-5
グローバルテンプレート
“OneModel”の構築
業務とデータ標準化の取り組みの実際
株式会社資生堂
山口 隆 氏
※講師、講演内容等は、予告なく変更になる場合がございます。
※本カンファレンスは、定員制となっております。全ての講演ともに定員となり次第、お申し込みを終了させて頂きますので、ご了承ください。
主催者挨拶
一般社団法人 日本データマネジメント・コンソーシアム
会長
浜口 友一(株式会社NTTデータ 相談役)
浜口 友一
K-1 基調講演-1
2000万ドルのコストを削減した
データ・アーカイビングセンターの意義と役割
AT&T
ERP Operations Director
Bryon Rickey 氏
Bryon Rickey 氏
line
AT&Tでは利用中のERPシステムのデータ容量が肥大化し、性能問題はもちろん関連するライセンス費や運用費などが増大する問題に直面していました。これに対処するため、同社はデータのアーカイブを中心としたデータガバナンスを実施。基幹データベースの規模やストレージ容量の抑制などにより2000万ドル以上のコスト削減を達成し、アプリケーション性能の向上も実現しました。
本講演では、一連の取り組みをリードしたアーカイビングセンターの役割を中心に、AT&Tのデータガバナンスをご紹介します。
K-2 基調講演-2
情報資産をビジネスに生かすための取り組み
株式会社NTTドコモ
情報システム部情報戦略担当部長
白川 貴久子 氏
白川 貴久子 氏
line
6000万近いご契約をいただくNTTドコモでは日々、膨大かつ多様なデータを収集しています。それを生かしてお客様満足度の向上やビジネス拡大を導くためには、高精度・高鮮度なデータでの高速処理を実現するIT環境の整備と、それを活用する人材と組織が鍵になります。本講演では、NTTドコモが有するデータ管理/活用の仕組みの概要、そして特に一朝一夕にはいかない人材と組織作りに関しての取り組みを、悩みや課題も交えてお話します。
12:15~12:45
L-1
クラウド&キュレーションによるビッグデータのビジネス活用
富士通株式会社
コンバージェンスサービスビジネスグループ
インテリジェントサービス本部  戦略企画統括部
統括部長
小林 午郎 氏
富士通株式会社小林 午郎 氏
line
近年の世相を反映したICTへの要望の多様化や、技術の進歩などを背景に、大量かつ多種多様な「ビッグデータ」への期待が高まっています。しかし、ビッグデータのビジネスへの活用を検討する企業が増える一方で、広範囲・大容量のデータを扱うことによる課題も見えてきました。
本講演では、「ビッグデータ」の活用形態であるデータ同士の複合的な分析(データの融合)と、そこから見いだせる価値に着目した富士通の取り組みを、事例を中心にご紹介します。2012年1月16日に提供開始したクラウドサービス「データ活用基盤サービス」や、データモデリングやアナリティクスの専門性を有するキュレーターの活動と共に、最新の取り組みをご紹介します。

※本講演では軽食をご用意しておりますが数量に限りがあります。当日、受付にてお配りする整理券をお持ちの方のみになりますので、ご了承ください。

L-2
ビッグデータ時代のビジネス変革
情報分析による”実行”こそが競争力に
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 理事
インフォメーション・マネージメント事業部長
塚本 眞一 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社塚本 眞一 氏
line
情報およびデータに対する社会的ニーズが高まり、それらに応えるICT技術が急激な進化を遂げたことで、世界中で情報・データが爆発的に増大しています。その結果、企業の内外で生まれるこのような膨大なデータを、いかに適切に収集・管理しビジネスに活用するかが、企業の大きな課題となっています。
本講演では、ビックデータがビジネスに与える影響とそれを企業戦略に活用するためのヒントを、国内外の先進事例を交えてご紹介します。

※本講演では軽食をご用意しておりますが数量に限りがあります。当日、受付にてお配りする整理券をお持ちの方のみになりますので、ご了承ください。

L-3
情報活用、事業継続の実現に向け
今求められる情報基盤のあるべき姿
日本オラクル株式会社
製品事業統括 製品戦略統括本部
テクノロジー製品推進本部 シニアマネジャー
谷川 信朗 氏
日本オラクル株式会社谷川 信朗 氏
line
増加する一方の情報資産に対して、企業はどんな情報基盤を構築するべきでしょうか?まず情報資産の効果的な活用を可能にすると同時に、事業継続の実現が求められます。加えてコスト抑制とリスク管理の両立、セキュリティ面における情報資産の保護など、今日の情報基盤は多くのテーマを満足するものでなくてはなりません。
本講演では、真のデータ統合ソリューションと事業継続に必要な情報基盤の在り方について、事例を交えながら解説します。

※本講演では軽食をご用意しておりますが数量に限りがあります。当日、受付にてお配りする整理券をお持ちの方のみになりますので、ご了承ください。

L-4
ビッグデータ時代における情報活用基盤
NECが提案する新たなデータベース
日本電気株式会社
第三ITソフトウェア事業部
技術主幹
北澤 敦 氏
日本電気株式会社北澤 敦 氏
line
ビッグデータという言葉に象徴されるように、急激に増加するデータをタイムリに活用したいというニーズが高まっています。企業内外のあらゆる情報資産を有効に活用するためには、多様化するデータを整理して蓄積することが鍵であり、そのためにはデータ量やアクセス数の急増に対応可能なデータベースが必要です。
本講演では、ビッグデータの活用に最適な新しいデータベースを、事例を交えてご紹介します。

※本講演では軽食をご用意しておりますが数量に限りがあります。当日、受付にてお配りする整理券をお持ちの方のみになりますので、ご了承ください。

13:00~13:40
A-1
楽天におけるスーパーDBの活用事例、およびビッグデータへの取り組み
楽天株式会社
グループ・コア・サービス部
部長
景山 均 氏
景山 均 氏
line
楽天では、益々増大する顧客データや取引データ、さらにWebログやソーシャルデータなどのビッグデータをビジネスに活かすため、「スーパーDB」と呼ぶ楽天グループ横断的なDWHやHadoopを活用し、顧客へのサービス高度化に取り組んでいます。
本講演では、クラスター分析やパーソナライゼーションなどのDWH活用事例やHadoopへどのように取り組もうとしているのかなど、最新の事例をご紹介します。
B-1
Facebookによるロイヤル顧客のエバンジェリスト化
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
マーケティング部
部長
中澤 伸也 氏
中澤 伸也 氏
line
ソーシャルメディアやスマートフォンの浸透に伴い、Webマーケティングに大きなパラダイムシフトが起きつつあります。約200万人の会員に提供する日本最大級のゴルフ・ポータルサイトを運営するゴルフダイジェスト・オンライン(以下GDO)は、これに着目し、データを駆使したソーシャルマーケティング戦略に取り組んでいます。
本講演では、その内容を、特に「ロイヤル顧客のエバンジェリスト化」に向けた取り組みを中心に、具体的な数値(ログデータや会員データ)や事例を交えて解説します。
C-1
東京海上日動システムズが考えるデータ・マネジメントのあり方
東京海上日動システムズ株式会社
商品・プロセスソリューション本部
本部長代理
工藤 重己 氏
工藤 重己 氏
line
保険会社が提供するのは「目に見える、形のあるもの」ではなく、「世の中の安心」という抽象的なサービスです。その性格上、「データ」が極めて重要になります。言い換えればデータと、それを確実に扱うシステムは業務の根幹を担っているといっても過言ではありません。
本講演では、サービスを継続的に提供していくために、システムに施している工夫を主要なデータを例にとって紹介します。併せて重要なデータ群を適正に管理、維持、強化する、いわゆる「データガバナンス」について、どんな視点に立ち、どのように実践しているかをご説明します。
D-1
オムロン顧客マスタ統合事例から見るデータマネジメントの事業価値
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー
グローバルサービスセンタ
WEBマーケティング推進課
海老原 吉晶 氏
講演者名
line
オムロンでは、2000年にCRMシステムの一環として顧客マスタの統合を行いました。今では統一顧客マスタを中心に、営業、コールセンタ、Webサイトなど、一連の顧客データが連携し、事業価値につながるデータ活用の「仕組み」と「風土」が組織に埋め込まれています。
本講演では、10年間の運用を振り返り、ITがもたらす「真の事業価値」に対する考え方と、今後のIT部門に期待される『エンタープライズ・データマネジメント・オフィス』のコンセプトをお話しします。
13:50~14:30
a-2
業務近代化の変遷と
マスターデータ管理の取り組みについて
(協賛:NTTデータ グループ)
株式会社東京証券取引所
ITサービス部
マネージャー
坂本 忍 氏
坂本 忍 氏
line
東京証券取引所は、1955年、日本初のコンピュータ「UNIVAC-120」の導入以来、清算業務、相場情報業務、売買取引業務のシステム化を順次進めてきました。今日ではバックオフィスも含め、“ICT装置産業”へと変貌を遂げています。
本講演では、こうしたシステム化および業務高度化を通じて取り組んできたマスターデータ管理について、システム化の変遷や現場で発生する問題、新システム構築への対応などとともに解説します。
b-2
日立のビッグデータ活用事例
「実業×IT」が相乗効果を生み出す
株式会社 日立製作所
ソフトウェア事業部大量データ処理ビジネス推進室
担当部長
山口 俊朗 氏
株式会社日立製作所山口 俊朗 氏
line
ICTに関わる技術やセンサーなど要素技術が進化することで、日々大量に生み出されるデータをビジネスとして新たに活用することを可能にする環境が整いつつあります。これらを利用して、埋もれていた価値を新たに掘り起こしてビジネスに活かしていくことが競争力向上の要といえます。
本講演では、その実例として日立における実業とITの融合事例を解説します。具体的には、実業が抱えていた課題を解決するためにITに期待された内容、ビッグデータ処理技術を適用して得られた実際の効果、これらの技術を活用した今後の展開と可能性についてご紹介します。
c-2
スマートデバイス活用とデータ品質管理で
“ビッグデータ・クライシス”を切り抜ける
インフォテリア株式会社
執行役員
エンタープライズ事業部
エンタープライズ事業部長
油野 達也 氏
インフォテリア株式会社油野 達也 氏
line
スマートデバイス、クラウド、データセンター。これら新たなテクノロジーとデバイスが産み出す「ビッグデータ」。それがあたかも画期的な経営の羅針盤となるかのごとく安易に語られる現状を、皆さんはどのように考えるでしょうか。講演者らは、それはむしろ新たな危機、つまり「ビッグデータ・クライシス」の到来だと主張します。
本講演では、こう考える背景や理由、そしてビッグデータ・クライシスへの対処策を解説します。
d-2
ビッグデータ時代の
データマネジメントを考察する
日本テラデータ株式会社
コーポレート・エバンジェリスト
エグゼクティブ・コンサルタント
金井 啓一 氏
日本テラデータ株式会社
line
ビッグデータ時代を迎え、その収集から蓄積、管理、活用までを効果的に実践するデータマネジメントは、益々重要性を増しています。取引の結果データだけでなく、ソーシャルメディアのような非構造化データの取得や活用はどうあるべきなのか。それらのデータから有意な知見を引き出すためには、何が必要なのか。
本講演では、様々な構造を持つデータの統合方法から、システムやアーキテクチャ、BIコンピテンシセンターなどのあり方、さらに最新の活用事例などを解説します。
14:40~15:20
a-3
ビッグデータ時代における
マスターデータ管理の役割とその重要性
Informatica Asia Pacific and Japan
マスターデータ管理部門
シニア・ソリューション・コンサルティング・ディレクター
キム・デ・ジュン 氏
インフォマティカ・ジャパン株式会社○○ ○○ 氏
line
企業や組織では、顧客、製品、サプライヤなどに関するビジネス上重要なデータに整合性がなかったり、重複したりする問題や、社内外の異種システムに同じデータが様々な形式で保存されている状況が多数見られます。その問題が意思決定の遅延や収益機会の逸失、業務の生産性の低下などを招いているといっても過言ではありません。解決策として期待されているのがマスターデータ管理です。
本講演は、「ビッグデータ時代」と呼ばれるほど膨大なデータが刻々と生み出されている今日に必要な、マスターデータ管理の役割と課題解決の方法を事例を交えてご紹介します。
b-3
事業環境の変化へ俊敏に対応する「データベースの仮想化」とは?
レッドハット株式会社
JBoss 事業本部
JBoss 事業部長
岡下 浩明 氏
レッドハット株式会社岡下 浩明 氏
line
事業環境の激しい変化に対応していくために、企業情報システムはどのような特性が求められるでしょうか?企業内の様々なシステムに散在するデータベースやデータソースから必要なデータを取り出し、新たなデータモデルを生成できる仕組みが、その一つであることは間違いないでしょう。つまり『データベースの仮想化』です。
では、データベースの仮想化はEAIやETLと何が違うのか、既存システムに影響を与えずに実現できるのか、構築すればどんな利点が得られるのか。
本講演では、レッドハットの「JBoss Enterprise Data Services Platform 5.2」を例に、データベースの仮想化について解説します。
c-3
最新テクノロジー活用事例に見る
データマネジメントのトレンド
日本オラクル株式会社
製品事業統括 製品戦略統括本部
テクノロジー製品推進本部
本部長
人見 尊志 氏
日本オラクル株式会社人見 尊志 氏
line
ビッグデータという言葉に象徴されるように、大きく変動する経済環境の中では、扱うデータの量や種類が大きく変わり、それら様々なデータの迅速かつ確実な活用が求められています。破壊的なテクノロジーの登場が、企業におけるデータマネジメントの在り方に変革をもたらしている、あるいは変革を求めているといっても過言ではありません。では実際に、どんなことが起きているのでしょうか?
本講演では、最新テクノロジーの活用例にみるデータマネジメントの新しいトレンドをご紹介します。
d-3
データマネジメントが求められる理由と
ユーザ事例を通じた実践方法の紹介について
株式会社リアライズ
代表取締役社長
大西 浩史 氏
株式会社リアライズ大西 浩史 氏
line
目まぐるしく変化する顧客ニーズ、国境を越えたグローバルな競争、迅速さを求められる事業展開・・・。厳しさを増す今日の経済環境においては、経営や事業の意思決定に欠かせないデータの鮮度や精度、粒度が適正であること、つまり「活用できる状態にあること」が極めて重要です。
本講演では、改めてデータマネジメントが今求められている背景を分析し、過去15年にわたり多数の企業のデータマネジメント実践を支援してきたリアライズのユーザ事例・方法論をご紹介します。
15:40~16:20
a-4
eBayの分析プラットフォームの実際
メタデータとアプリケーションを中心に
eBay
Analytical Platform
Director
Alex Liang 氏
line
世界最大のオークションサイトを運営しネット販売を手がけるeBayは、運用するデータウェアハウスも世界最大規模。6000人を超えるユーザーが部門を超えて、日々5万5000以上の処理を実行しています。本講演では、この大規模データウェアハウスを管理、活用するためのメタデータの活用法と、そのメタデータを利用して稼働する主要アプリケーションについて解説します。
b-4
データマネジメント改革
流通企業の挑戦
株式会社トライアルカンパニー
情報システム部
取締役 グループCIO
西川 晋二 氏
西川 晋二 氏
line
トライアルカンパニーは、米ウォルマートをはじめとする欧米の先進小売企業に学び、販売現場における効率向上やコストリーダーシップ、顧 客サービスの強化を図るべく、IT活用を戦略の要として推進してきました。直近では特にデータ活用に焦点を合わせ、基幹システムや分析系 システムのイノベーションと、活用に挑み続けています。本講演では、POSデータ分析や顧客データ分析、出店政策におけるデータ活用と いった試みの一端を、実施事例をもとに紹介します。独自の携帯端末、「PACER」の開発目的や活用事例に関しても、データマネージメン トの観点から解説します。
c-4
“ソーシャルメディア・センサー”の金融活用を目指すPOCの実際
カブドットコム証券株式会社
社長付 IT戦略担当
谷口 有近 氏
谷口 有近 氏
line
経済動向の予測は、学術面でも実務面でも困難な挑戦であり続けています。例えばソーシャルメディア上の評判は、金融市場、特に株式市場における個別銘柄の評判を、過去、現在、未来において反映しているでしょうか?つまり企業の評判は、“ソーシャルメディア・センサー”になり得るのでしょうか?カブドットコム証券は、それを検証するコンセプト作りからPOC(概念実証:Proof of Concept)を、大手メーカーの支援のもとでhadoopを用いて実践しました。
本講演では、ここから得られた知見や課題をユーザー企業の視点からお話します。
d-4
『お買場』のPDCAを支えるシステムとその導入プロセス
株式会社 三越伊勢丹システム・ソリューションズ
企画本部
シニアマネージャー
早乙女 雅洋 氏
早乙女 雅洋 氏
line
三越伊勢丹では、顧客の立場に立ち「お買場」という最前線にいる販売員が常にPDCAサイクルを繰り返し、日々変化する顧客のニーズに応える努力を続けています。BIシステムに代表される情報の管理や分析の仕組みは、そのために今やなくてはならないものになっています。しかしシステムを導入しただけで、そのような仕事の仕方が実現できたわけではありません。では、どのように経営サイドとコンセンサスをとり、販売員に浸透させたのか? どのようにシ ステム・データを整備し、活用しているのか?経営・現場との調整からシステムの仕掛けまで、業務改革につながるシステムとその導入のプロセスをご紹介します。
16:30~17:10
a-5
ビッグデータのマーケティング活用事例
お客様とのEngagementを目指して
ヤフー株式会社
コンシューマ事業統括本部
マーケティング部 部長
鈴木 勝 氏
line
Yahoo! JAPANでは、月間ページビュー496億、月間ユニークブラウザ数2.53億、検索ログなどの日々増加するWebログデータやYahoo!オークション・Yahoo!ショッピングの取引データなど、貴重なビッグデータを匿名性と機密性を確保して管理し、顧客サービス価値を向上するために日常的に活用しています。
本講演では、ターゲティング、レコメンデーションなどビジネス価値を高めるビッグデータ活用事例を紹介します。
※記載の数字は2011年第3四半期の平均値
b-5
日産がIS/IT中期計画「BEST]で取り組んだこと
プロセスとデータのマネジメントを中心に
日産自動車株式会社
グローバル情報システム本部
ISアーキテクチャー部
部長
柳沼 浩嗣 氏
柳沼 浩嗣 氏
line
2005年から6年間、日産の中期経営計画を支え、ワールドクラスのIS組織を目指すべく、IS/IT 中期計画「BEST」に取り組んできました。
本講演では、BESTの概要と実績、その重点テーマであるEnterprise Architectureの取り組み、特に、ビジネスプロセスの可視化・標準化、そしてメタデータ管理などデータマネジメントを説明します。
更に、2011年以降の新たなIS/IT中期計画「VITESSE」における取り組みにも言及します。
c-5
アスクルにおける商品情報管理のあるべき姿とは?
アスクル株式会社
プロダクト・インフォメーション・マネジメント
部長
小野原 学 氏
小野原 学 氏
line
「1本45円のボールペンを販売して年間約2000億円」。
この言葉から推察できるように、アスクルが扱う商品点数は14万5000点と膨大な量であり、その維持管理や活用は極めて重要なテーマです。
本講演では、商品情報管理(PIM)を中心に、日々、現場で起きている問題や取組み事例を交えながら、今後のマスターデータマネジメントに関わるシステム面、運用面、体制面の課題と解決の方向性をお話しします。
d-5
グローバルテンプレート“OneModel”の構築
業務とデータ標準化の取り組みの実際
株式会社資生堂
情報企画部
次長
山口 隆 氏
山口 隆 氏
line
グローバル化を進める上でマネジメントや業務の変革は必須--。
この考えに立ち、資生堂はそれまで海外法人・事務所ごとに設計されていた業務プロセスを標準化し、ビジネスの見える化を進めてきました。そのために開発したのが業務プロセスやデータの標準テンプレート、“OneModel”です。
本講演では、OneModelを中心に、グローバル経営の基盤となる情報システム構築におけるゴール設定やプロセスやデータの標準化、プロジェクト運営を、苦労した点も含めてご紹介します。
お問い合わせ データマネジメント2012 イベント事務局
TEL:03-5510-4079
dm2012@japan-dmc.org