デジタル化によって、多かれ少なかれ既存企業はビジネスモデルの変化を強いられています。まずデジタル化とは何なのかについて考察します。次に、デジタル化に対する既存企業の対応戦略について論じます。デジタル化は時に既存ビジネスモデルと矛盾する場合があり、この場合に既存企業の対応は「狭い幅の選択肢」をどうとるかという問題に直面します。対応戦略の選択肢と落とし穴についての議論を展開します。

京都大学文学部哲学科卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科（MBA）修了。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て、2001年度より早稲田大学教授（現職）。早稲田大学IT戦略研究所所長（現職）。経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、組織学会理事・評議員、Systems Research誌Editorial Board、Systems Practice誌International adviserなどを歴任。他に、エグゼクティブ・リーダーズフォーラム代表幹事、CRM協議会副理事長、経済産業省IT経営協議会委員、IT Japan Award審査員などとして実業界にも積極的に関わっている。経営情報学会論文賞を3回受賞している。

ビジネスプロセスやビジネスモデルの変革し、また新しいビジネスを創造していくために、多くの企業がデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。そのような中、アプリケーションがビジネスを牽引し、利益を上げ、他社との差別化を実現していくため、これまでにない重要な役割を担っていくことになります。
また、データからいかに新たな価値を見出し、ビジネスに有効活用していけるかも、企業の成長のカギとなりつつあります。
当セッションでは、シスコのIntent-Based Data CenterとネットアップのData Fabricが、どのようにアプリケーションやデータに対してデジタルトランスフォーメーションに必要不可欠なテクノロジーを提供していくのかをご紹介します。

GPUを活用したディープラーニングが、私たちの生活を変えようとしています。
車線や歩行者を正確に認識する自動運転、高い精度で病巣を発見する画像診断など、その成果は枚挙に暇がありません。本セッションでは、世界中を席巻している AI 革命の最新動向をお伝えします。

昨今、デジタルトランスフォーメーションという言葉のみが先行しており複雑に考えてしまいがちです。Flex Pod でお馴染みのNetApp, Cisco, Microsoft といったなかまたちが繰り広げるクラウドによるイノベーションをみなさまの資産に少しのアプローチで付加していくといった内容をみなさまにお伝えいたします。おたのしみに！

コンテナの認知が近年、国内でも飛躍的に浸透してきており、アプリ開発側・インフラ運用側の両部門にて大きな利点をもたらします。
ITの有効活用がビジネスへの影響を左右する現在、ビジネス価値・競争力を向上するためにコンテナを最大限活用したアーキテクチャとしてマイクロサービスが注目されております。Red Hatが実現する実践マイクロサービスをご紹介いたします。

デジタルトランスフォーメーション（DX）を目指す過程で、取り組みの前提にして、かつ競合他社との差別化にもつながるのが「IT施策の足回り＝IT基盤」です。ビジネス上重要なアプリケーションやデータを扱うオンプレミスのサーバーやストレージ、ネットワークの選定や運用に関して、ストラテジックな視座が求められています。
本セッションでは、ユーザーの皆様に向けて、この分野で確かな解を持つITソリューションベンダー各社から、有望なテクノロジー&ソリューションをライトニングトーク形式で提案いたします。