開催のご挨拶

TOYOTAやコニカミノルタ、小松製作所など日本を代表する製造業が次々とサービスビジネスに乗り出しています。デジタルトランスフォーメーションが進み、デジタルを基軸としたビジネス改革が進行する中で、これまでの製品ありきの姿から顧客ニーズに沿ったビジネススキームを模索する動きが広がっているのです。この製造業のサービス化の潮流は、従来のサービス業にも大きな変革を求めるものです。

一方でAI、IoT、FinTechなどの先進テクノロジーがデジタルビジネスに大きな可能性を与え、ビジネス環境改革と先進テクノロジーの融合はまさにビジネスに破壊的価値創造(ディスラプティブ)をひき起こしています。

本シンポジウムでは、野心的にビジネス変革に取り組んでいる企業様の事例と、それを支える最新技術の動向を皆さんと共有し、創造的破壊の時代のビジネス人材発掘・育成、組織についても議論したいと考えています。

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開催概要
タイトル BSIAシンポジウム2019
「デジタル時代の新たな潮流サービタイゼーション」
~デジタルを駆使したサービスが企業に変革の力を与える!~
日時 2019年8月28日(水) 10:00~19:15(受付開始9:40~)
会場 秋葉原UDX(東京都)
101-0021 千代田区外神田4-14−1
[アクセスマップ] マップ
主催 NPO法人ビジネスシステムイニシアティブ協会
定員 300名
参加費 5,000円(事前登録制)

※予告なく内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

講演概要

招待講演、基調講演のほか
「全13講演の多彩なプログラムを予定しています。

プラチナスポンサー
サイボウズ株式会社 株式会社セールスフォース・ドットコム 株式会社ソフトロード  ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所
ゴールドスポンサー
株式会社ジャスミンソフト NEUSOFT Japan 株式会社
協賛メディア
impressbm itmedia enterprisezine kspress
sbbit BCN 日経bp総研イノベーションICTラボ
後援団体
JDMC IIBA CIO賢人倶楽部 JSDG pcnw
ESD21 JUAS xRAD ICTMP
K-1 基調講演10:10~11:10
桜井 博志 氏

ピンチはチャンス!~山口の山奥の小さな酒蔵だからこそできたもの~

旭酒造株式会社
会長
桜井 博志 氏

【講師プロフィール】
1973年 西宮酒造株式会社入社。1976年 同社退社 旭酒造株式会社入社。1979年 同社退社 石材卸業・桜井商事設立 1984年 旭酒造株式会社 代表取締役就任。2016年 旭酒造株式会社会長就任
1990年「獺祭」を発売し、世界ブランドへと育て上げ、2014年 日経BP社 第13回 日本イノベーター大賞 優秀賞受賞。2016年 第41回 経済界大賞 優秀経営者賞受賞。
著書に、「逆境経営」(2014年・ダイヤモンド社)、「獺祭の口ぐせ」(2017年・KADOKAWA)がある。


旭酒造は、山口の山奥の小さな酒蔵です。日本酒「獺祭(だっさい)」が純米大吟醸の販売量で日本一となり、アメリカやヨーロッパなど、世界24の国と地域への輸出拡大を果たした体験、逆境をチャンスに変えて成功した体験についてご説明します。

K-2 基調講演13:00~14:00
岡田 章二 氏

RIZAP デジタル化の全貌

RIZAPグループ株式会社
取締役 事業基盤本部 本部長
岡田 章二 氏

【講師プロフィール】
1986年 ユニバース情報システム株式会社入社。
1993年 株式会社ファーストリテイリングに入社。
2002年 同社 執行役員CIOに就任。グループ全体の業務改革と業務システムの構築を担当。
2016年11月 RIZAPグループ株式会社入社。事業基盤本部長として事業部門とIT部門を統括。


現在、RIZAPグループのさらなる成長のため、全く新しい顧客体験を実現するために、デジタル変革を急ピッチで進めています。
デジタル変革の陣頭指揮を執る中で、RIZAPグループにおけるデジタル化の中身と推進体制などについての全貌を明かします。

A-1 ビジネス創出・経営とIT トラック11:20~12:00
堀内 達生 氏

青果流通の特殊性

株式会社ファーマインド
代表取締役社長
堀内 達生 氏

有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所


良い商品を良い品質のままに消費者へお届けするために。日本の青果流通のあるべき姿を追求し、絶対的な物流インフラであるコールドチェーンと、精度の高い情報システムを構築してきました。
「不定貫」商品とは何か?“青果物”という特性を見据えた、ICTの活用による流通改革、卸売市場・仲卸の買収、露地生産事業への参入等々、独自のアプローチによる、青果業界では前例のない取組みを具体的事例とともにご紹介致します。

B-1 ITテクノロジー活用事例 トラック11:20~12:00

基幹システム再構築における絶対に外せない 3 つのポイント (仮)

株式会社豆蔵
技術コンサルティング事業部 第二コンサルティング部
部長補佐 主幹コンサルタント

牟田 嘉寿 氏

【会社紹介】
株式会社豆蔵は、ソフトウエア工学をもとに、「何を作るべきか」を明確にし、「いかに効率よく作るか」を実現します。お客様自ら、システム開発の主導権を握り、自社ビジネスに真に役立つソフトウェア開発実現に向けた要求の開発と、高品質・低コスト・短納期の実現に向けた効率のよいソフトウェア開発スタイルを身につける為のコンサルティングや教育を提供いたします。近年においては、金融系をはじめ、製造業や人材サービス業に向けて、アーキテクチャ構想から開発プロセス、システムの品質管理について具体的に現場参画し、明確に成果を挙げてきております。


基幹システムの アーキテクチャの構築、フレームワークの開発から参画し、システムの開発・保守、そして全体最適にシフトするための継続的な支援を行う中で、基幹システム再構築に欠かせない 3 つのポイントを事例を元に語ります。

A-2 ビジネス創出・経営とIT トラック12:10~13:00
大野 元嗣 氏

【ランチョンセミナー】
働き方改革/テレワークを加速するウェブ会議&セキュリティ

シスコシステムズ合同会社
大野 元嗣 氏

石川 竜雄 氏

株式会社ディー・ディー・エス
石川 竜雄 氏
 
 
 
 

【会社紹介】
シスコシステムズ合同会社:
企業向けネットワーク、セキュリティ、コラボレーションなど幅広いソリューションを提供。
中堅中小企業向けのブランド「Cisco Start」シリーズを立ち上げ、現在ポートフォリオを拡充しています。
株式会社ディー・ディー・エス:
指紋認証のリーディングカンパニーとして創業以来、産学連携による技術開発に積極的に取り組み、
多様化する情報セキュリティソリューションのニーズに対応する多要素・二要素認証基盤を展開しています。


働き方改革やテレワークの加速に欠かすことのできないウェブ会議システムやチャットシステム。
インターネットを通じていつでもどこでもミーティングや会話を始められますが、機密情報などを扱う場合、誰もが参加できることがよいことではありません。
ウェブ会議・チャットシステムと、なりすましを防ぎ、厳格に本人認証をする多要素認証基盤とのコラボレーション、ならびに各システムの特性についてご紹介します。

B-2 ビジネス創出・経営とIT トラック12:10~13:00
贄 良則 氏

【ランチョンセミナー】
エンタープライズアジャイルって、なんだろう?

株式会社ジャスミンソフト
代表取締役

贄 良則 氏

【会社紹介】
株式会社ジャスミンソフトは超高速開発ツール「Wagby」を開発するツールベンダーです。全産業が「自動化」の流れに向かう中で、エンタープライズアプリケーションを超高速で開発するためのソリューションを提供しています。BSIA法人正会員・超高速開発コミュニティ幹事。


この魅惑的な言葉に対して、実はさまざまな解釈があります。対応するツール、チーム、契約形態、はては経営方針まで、さまざまな方がアジャイルの有用性をアピールしていますが、それがかえってエンタープライズアジャイルの全体像を発散させてしまい、理解を難しくしているようです。この講演ではユーザ企業のIT部門の視点からみた、エンタープライズアジャイルの捉え方をわかりやすく説明します。

A-3 ビジネス創出・経営とIT トラック15:55〜16:40
林 英夫 氏

IOT導入による生産性向上への取り組み

武州工業株式会社
代表取締役
林 英夫 氏

【講師プロフィール】
1978年 武州工業株式会社 入社。1992年 同社 代表取締役 就任。
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会「2015年度 ITクラウド連携推進事業 公募審査・補助事業推進委員会 委員」、特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会「2016年度つなぐIT推進委員会 委員」、中小企業庁「金融EDI 商流情報等検討会議 委員」、ロボット革命イニシアティブ協議会「IOTによるビジネス変革WG 委員」、日本商工会議所「IOT活用専門委員会 委員」等、歴任


中小製造業は品質・コスト・納期・財務・労務といった多くの課題を抱え、迅速な変化への対応が求められています。こうした課題を解決するため、「棚卸」に着目した「BIMMS」と呼ぶ生産管理システムを開発し、POSシステムを製造業として実現しています。また、IOTを活用した「自律性」を担保する「生産性見え太君」を自社製作し、「BIMMS」に情報集約を行い、現場で入力参照することで生産性向上へ取り組んでいる事例をご紹介します。

B-3 ビジネス創出・経営とIT トラック15:55〜16:40
成田 敏博 氏

DeNAを支えるデジタルプラットフォーム

株式会社ディー・エヌ・エー
IT戦略部
部長

成田 敏博 氏

【講師プロフィール】
1999年 アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)入社。公共サービス本部にて、中央官庁・特殊法人・独立行政法人を中心に、業務プロセス改革、財務会計システム構築・運用などに従事。
2012年 株式会社ディー・エヌ・エー入社。グローバル基幹業務システム刷新プロジェクトに参画。
2016年より現職 同社全社システムの戦略立案・企画・構築・運用全体を統括。


これまでインターネットを主軸として様々なデジタルビジネスを展開してきたDeNAは、新たにAIを事業ドメインに加え、新規ビジネス機会の創出に精力的に取り組んでいます。
これらの企業活動を支え、組織全体の生産性及び創造性の最大化を目指したDeNA内部のデジタルプラットフォームの在り方をご紹介します。

A-4 ビジネス創出・経営とIT トラック16:50〜17:30
堀越 雅朗 氏

創造的変革時代に求められる技術と人材 ~事例をベースに~

株式会社データ総研
代表取締役社長 エグゼクティブシニアコンサルタント

堀越 雅朗 氏

【会社紹介】
1985年創立。データ中心アプローチ(DOA)における先駆的企業であり、独自開発のデータ設計技法や方法論をベースに、データマネジメントとモデル化の専門集団として、経営や業務の改革・改善のため、コンサルティング事業・人材育成事業を展開している。
・ビジネス・リソース・マネジメント
顧客企業の事業戦略から業務・データ・ITまでの関連を可視化し、ビジネス変化を支援
・データ視点プロセス改善
データを活用して、業務プロセスの効率と品質の改善を支援
・データマネジメント
 マスタデータの統合、全社データ一元化管理とデータ活用環境の構築を支援
・人材育成
データ管理・活用できるデータマネジメント人材の育成


現在、オムニチャネルなどの顧客視点でのビジネス再編、AI・RPAの活用などによる圧倒的な効率化と品質向上など多くの創造的変革が実施されています。創造的変革では、データの活用が必須であり、データに知見を持った人材(以下、データ人材)の育成が重要になっています。本講演では、データ人材を育成した結果得られた成果の事例をお客様に自らお話しいただき、解説いただきます。(ご登壇いただくお客様は調整中)

B-4 ビジネス創出・経営とIT トラック16:50〜17:30
須田 俊彦 氏

日産自動車のシステムリフォーム活用紹介
~IT従事者の地位向上の為に~

日産自動車株式会社
デジタルモノづくり本部 エンジニアリング&クオリティシステム部 担当部長
須田 俊彦 氏

劉 忱 氏

株式会社ソフトロード
代表取締役社長
劉 忱 氏
 
 
 
 

【会社紹介】
日本最大のシステム更新会社で、東証一部TOP200社中に50社以上にも利用され、350以上の更新実績をもっています。
メインフレーム、AS400、UNIX、Windowsを、最新のOS・DB・プログラム言語に変換する移行パターンの多様さと柔軟性が高く評価されています。
最近、現場活性化の保守サービスにも注目されています。


15件以上のシステムリフォームを行ってきた日産自動車の実経験から、 デジタル・トランスフォーメーション時代の高品質・低コスト・高付加価値の開発事例を説明します。
また、日本最大350以上のシステムを刷新してきたソフトロード社は、柔軟なシステム更新と機能改善のリフォーム技術を説明し、大幅な本業改善の可能性をひそめる開発と保守のヒントを紹介します。

A-5 ビジネス創出・経営とIT トラック17:40〜18:25
野村 文吾 氏

「お客様密着!」で地域に貢献する「十勝バスの取り組み」
~競争ではなく「協創」による地域活性化の実例~

十勝バス株式会社
代表取締役社長

野村 文吾 氏

【講師プロフィール】
1963 年生まれ北海道帯広市出身。函館ラ・サール高校、小樽商科大学 商学部卒業。
国土計画株式会社(現西武ホールディングス)勤務後、1998 年 十勝バス株式会社 入社。
2003 年 十勝バス株式会社 代表取締役社長。
現職とともに、テービーオイル株式会社 代表取締役社長。十勝地区バス協会会長。一般社団法人北海道バス協会理事。帯広商工会議所副会頭。道東道とかち連携協議会会長。


全国的に地方バスが厳しい経営を強いられている中、合理化の限界を感じ、「乗客を増やす」という基本に戻り、原理原則から抜本的解決を行ってきました。競争ではなく「協創」を掲げて、地域活性化を信念に「七年連続増収」という快挙を成し遂げ、今は、ITによる交通の見える化に奔走しています。奇跡のバス会社として、書籍「黄色いバスの奇跡」やミュージカル「KACHI BUS」にも描かれた弊社取り組みをご紹介します。

B-5 ビジネス創出・経営とIT トラック17:40〜18:25
久本 英司 氏

試行錯誤をし続ける星野リゾートのIT戦略の目指す場所

株式会社星野リゾート
グループ情報システム
ユニットディレクター

久本 英司 氏

【講師プロフィール】
軽井沢移住がきっかけで2003年に星野リゾートに入社。
ワンオペ情報システム部からスタートし、星野リゾート全拠点の予約システム、管理系システム、サーバ、ネットワーク、セキュリティ、果てはPCのキッティングまで、ITに関するあらゆる仕事を統括。


星野リゾートは、”ホテル運営の変革者"になるというビジョンをかかげ、これまでの常識にとらわれない新たなホテル・旅館運営の仕組を磨き、独自の価値を創造していくことを目指しています。
急速に拡大・変化するビジネス要求に対し、どうやって支え、価値を生み出すプラットフォームを提供していけるのか、ITの供給能力を磨くための試行錯誤の軌跡と挑戦をご紹介します。

問い合わせ先

BSIAカンファレンス事務局

info@bsia.or.jp