生成AIのビジネス活用と顧客提案のあり方
生成AIの進化は日進月歩であり、一般ユーザーの多くがすでに触れた経験を持ち、若年層ほどその活用率は高まっています。企業においても、日常業務の効率化を目的とした生成AIの導入が着実に進みつつあります。しかし、生成AIを提供する側のSIer/リセラー企業では、生成AIを「ビジネス」としてどう活用し、どう顧客に提案し、どう価値につなげていくのかという点において、いまだ模索が続いているのが現状ではないでしょうか。
本講演では、SIer/リセラー企業が生成AIにどのように取り組み、どのように「顧客に響く提案」を実現するかを考察します。
株式会社アプライド・マーケティング
代表取締役
大越 章司 氏
【講師プロフィール】
1984年中央大学商学部経営学科卒業。1984年株式会社理経入社、DEC製ミニコンピュータの販売を担当。1987年クボタコンピュータ株式会社入社、計算化学市場を担当。89年よりマーケティング部勤務。1994年株式会社クボタ入社、コンピュータ事業推進室勤務。Windowsソフトの輸入販売。1999年株式会社シマンテック入社、ビジネス企画室勤務。新規事業・ビジネスインフラ開発、法務担当。2003年株式会社ACCESS入社、アライアンス及びプロダクトマーケティング担当。2006年レッドハット株式会社入社、マーケティング部長。プロダクトマーケティング担当。2007年株式会社アプライド・マーケティング設立、代表取締役に就任。
中小企業のお客様が続々と採用。
検出率100%を誇る世界トップクラスのEDRのご紹介
2025年1月に公開された「情報セキュリティ10大脅威」では、ランサム攻撃による被害が脅威の第一位となりました。令和6年にランサム被害にあった組織のうち95%がウイルス対策ソフトを導入済で、対策ソフトが何も検出しなかったケースも70%を超えていたというデータが警察庁によって公表されたことも記憶に新しいところです。
このようにサイバー攻撃で用いられる最新の手法はウイルス対策ソフトでは検出できないため、近年、大企業を中心にEDRの導入が進みました。しかしながら、大企業のように潤沢なIT予算を持たない中小企業は難しい選択を迫られます。高額なEDRにIT予算の多くを投資するか、または検出率の劣る安価なEDRを選択するか、現状を維持するか。
そのような中で、弊社が提供する「SentinelOne社EDR+自社SOCサービス」は多くの中小企業のお客様に支持をいただいています。中小企業のお客様にとっての新たな選択肢をご紹介するとともに、IT導入補助金を活用した提案についてもご案内いたします。
株式会社アクト
ITビジネスソリューション本部 ソリューション営業部 マネージャー
山内 治朗 氏
提案しやすい多要素認証のご紹介!その最新事例と導入戦略
急速に進化するサイバー攻撃に対抗するためのセキュリティ対策として、多要素認証(MFA)の導入が増加しています。リセラーやSIerにとって多要素認証は、顧客への付加価値を高める重要な提案ポイントとなっています。
そこで、本セミナーでは多要素認証の基本的な仕組みや最新のセキュリティトレンドを押さえつつ、弊社製品の導入事例やお問い合わせ内容を背景に、企業や組織がセキュリティリスクを低減するため「これまで、どのような環境の認証セキュリティを強化してきたか?」とともに「新たに、どのような環境に多要素認証が求められ始めているか?」について解説します。
また、現場で役立つ実践的な知識を持ち帰っていただけるように、多要素認証を提案する際に考慮すべき顧客環境についても触れ、最適な認証要素の組み合わせと、提案を強化するためのアプローチ方法をご案内します。
さらに、弊社の「販売パートナー制度」についてもご紹介いたしますので、提案をしやすい認証ソリューションをお探しの方や、認証製品との協業を検討されている方に最適なセミナーです。
パスロジ株式会社
市場戦略部 営業セクション
相原 彩花 氏
中小企業におけるDX推進とデジタル人材の育成・確保について
経済産業省
北海道経済産業局 地域経済部
製造・情報産業課 係長
矢野 弘雅 氏
【講師プロフィール】
1989年生まれ。北海道出身。現在、経済産業省北海道経済産業局 製造・情報産業課の情報産業担当として、地域企業のDX推進とデジタル人材の育成・確保を両輪で進める。地域企業のDX推進では、セミナーを通じたDXの普及啓発や優良事例の横展開等に取り組む。あわせて、サイバーセキュリティ対策も同時に進めている。
“崖”を飛び越えた2025年、あらためてDXを考える
「このまま情報システムの刷新ができないと、日本企業は“2025年の崖”に陥る」と言われるようになって早数年。その2025年を迎えた今、国内では多くの企業がDXの必要性を認識し、IT市場は活況を呈しています。一見、業界は崖を無事に飛び越えつつあるように見えますが、DXブームのその先で、果たしてビジネスの変革は成し遂げられているのでしょうか。また、生成AIの飛躍的な進化で、数年前に描かれたITビジネスの前提は一部が崩れかかっています。かつて崖の年と言われた2025年、ITベンダーが提供するDXとは何かをあらためて考えてみたいと思います。
「週刊BCN」編集長 日高 彰
【講師プロフィール】
1979年名古屋市生まれ。IT情報サイトの編集者、フリーランスライターを経て2015年よりBCNで「週刊BCN」「BCN+R」記者。25年1月、『週刊BCN』編集長に就任。週刊BCNでは主にITインフラとセキュリティの分野を担当する。
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