13:00~13:40
特別講演1 中小企業の逆襲:デジタルで勝つ4つの物語
製造業の未来を切り拓く鍵――それは、IT・IoTの活用とDXの推進にあります。 本セミナーでは、業界内外から高い評価を受け、数々の賞を獲得してきた4社(武州工業、錦正工業、浜野製作所、今野製作所)をお招きし、それぞれの企業がどのようにしてデジタル変革を実現してきたのか、その舞台裏に迫ります。
各社の取り組みを紹介するだけでなく、登壇者との対話を通じて、現場でのリアルな課題や突破口、そして今後の展望について深掘りしていくインタラクティブなセッションをお届けします。
これからの時代を生き抜くヒントを得たい方、自社のDXを加速させたい方にとって、貴重な学びと刺激を得られる場となることでしょう。
一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA) 理事
松島 桂樹
【講師プロフィール】
公益財団法人ソフトピアジャパン理事長
中小企業庁「電子受発注システム普及促進に向け実証調査事業連絡会議」座長
全国銀行資金決済ネットワーク「ZEDI利活用促進WG」委員
日本商工会議所「デジタル化推進専門委員会」委員
一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA)理事・特別研究員
従業員が主役の変革設計──「自分事化」を生むデジタルの下ごしらえ
DXを目的化せず、従業員とともに“ありたい会社像”を描き、現場が自分事として動く下ごしらえから変革を進めた——浜野氏が、その実践を語ります。中小企業白書2025や特許庁『デザイン経営』でも紹介された同社の流儀は、ビジョン共創→小さな実験→横展開で、採用・定着、生産性、新規事業の芽まで生む再現性が魅力。経営と情シスが一体で進める“最初の一歩”と仕組み化の勘所を持ち帰れます。火災からの再起や『ガレージスミダ』での産学官・ベンチャー連携の実例も交え、明日から取り組めるロードマップを提示します。データの整え方、現場を巻き込む会議・可視化のコツ、失敗しないツール選定、経営指標への効かせ方など、中小企業でも無理なく続く方法論を具体的に解説。“小さく始めて大きく効かせる”実装知を学ぶ絶好の機会です。人づくりと現場文化の変え方にも触れます。
株式会社 浜野製作所
代表取締役 CEO
浜野 慶一 氏
【講師プロフィール】
「おもてなしの心」を経営理念とし、設計・開発から多品種少量の精密板金加工、金型設計・製作、量産プレス加工、装置・機器の組立まで、幅広い業界業種の課題をサポート・解決している。また、電気自動車「HOKUSAI」、深海探査艇「江戸っ子1号」をはじめとする産学官連携事業やものづくり支援工房「Garage Sumida」を通じた多数のベンチャー企業、大学・研究機関の開発支援を推進している。そのユニークな経営スタイルは「新たな先端都市型のものづくり」として、国内外から大きな注目を集めている。
経済産業省主導「ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI)」中堅・中小企業アクショングループ委員
一気に加速中! 中小企業のIT/AI活用
私たち「週刊BCN」は、企業に対してIT製品・サービスを販売する仕事に携わる方々に向けた専門情報紙です。1981年の創刊以来、ITを活用した業務効率化、生産性向上の話題を取り扱ってきましたが、ここ数年、IT業界は過去最大の活況を迎えていると感じます。「人手不足の解決や競争力の向上にはテクノロジーの活用が不可欠」という認識が全国に浸透し、多くの企業がIT導入に動いているからです。
先進的なテクノロジーの導入は大企業で先行しているイメージをもたれがちですが、必ずしもそうとは限りません。組織が大きく複雑で、利害関係者の多い大企業が業務変革に苦労しているのに対し、クラウドやAIを活用して生産性向上や新規事業の立ち上げを素早く実現した中小企業の例を私たちは見てきています。このセッションでは、今、中小企業がITを導入する意味について、経営者やIT担当者の皆様にわかりやすくお伝えします。
株式会社BCN 「週刊BCN」編集長 日高 彰
【講師プロフィール】
1979年名古屋市生まれ。IT情報サイトの編集者、フリーランスライターを経て2015年よりBCNで「週刊BCN」「BCN+R」記者。25年1月、『週刊BCN』編集長に就任。週刊BCNでは主にITインフラとセキュリティの分野を担当する。
iPaaS×AIの力で貴社の事業ポテンシャルを解放!
IT人材不足でも始められる“つながるDX”
「ITコストを下げたい」「レガシーなシステム基盤から脱却したい」「ただ、これらを推進できるIT人材がいない。」——これは多くの中小企業に共通する悩みです。業務の複雑化や属人化が進み、システムはブラックボックス化。こうした状況の中で、限られたリソースでも持続可能な業務改善を実現するためにはどうすればよいのでしょうか。本セミナーでは、製造・卸売業のお客様への提案事例をもとに、クラウド型データ連携プラットフォーム「ACMS Cloud」を活用した“つながるDX”の第一歩をご紹介します。煩雑な返品処理や、注文量の変動が激しい受注業務など、現場が抱えるリアルな課題に対して、現場主導で取り組める仕組みを解説。さらに、ベンダーロックインやシステムのブラックボックス化といったリスクを回避しながら、持続可能な成長を目指すためのヒントを、20分でわかりやすくお届けします。まずは「つながる力」で、業務改善の可能性を体感してみませんか?
株式会社データ・アプリケーション
マーケティング本部
副本部長
赤須 通隆 氏
現場の“困った”から始める、やさしいDX入門 ~Dropboxで変わる業務のカタチ~
「DXを進めたいけど、どこから手をつけたらいいの?」「クラウドを導入してもウチの業務でどう働き方が変わるのか具体的にイメージできない」
そんな疑問をお持ちの方にこそ聞いていただきたいセッションです。
本セッションでは、「外出先でファイルが見られない」「共有フォルダがごちゃごちゃ」「容量が足りない」「FAXが確認できない」など、日々現場で直面する“困った”をきっかけに、業務をラクにする実践的な働き方の変革にDropboxを活用する方法をご紹介します。「DXの新しい取り組みがユーザーに定着するのか」や「ファイルサーバーのクラウド化には漫然とした不安を感じる」方々にも安心してご参加いただける「やさしいDX入門」です。中小企業の現場で役立つ、具体的な活用方法をわかりやすくお伝えします。業務の中核である「データ」を保管するファイルサーバーにクラウドを活用する「DXの第一歩」を一緒に踏み出してみませんか?
Dropbox Japan 株式会社
パートナー営業本部
シニアパートナーマネージャー
白井 陽之 氏
お客様、取引先の信頼を守る!最新の脅威情報から紐解くシェアNo. 1のEDR/MDR活用術
現代のサイバー脅威は日々進化し、巧妙なマルウェア攻撃にとどまらず、企業が軽視しがちな脆弱性や設定ミスといった「既知の不具合」までも悪用してシステムへの侵入を試みています。こうした手口によるインシデントは、情報漏洩や事業停止など、お客様や取引先に多大な影響を及ぼし、企業の信頼失墜、ひいては経営リスクに直結する深刻なセキュリティ課題となっています。
本セッションでは、最新の脅威動向と具体的な攻撃手口を動画を交えてご紹介し、中堅企業の皆様が直面しうるセキュリティリスクを明確にいたします。特に、対応が後手に回りがちな既知の不具合を突いた攻撃がいかに危険であるか、その実態を浮き彫りにします。
後半では、これらの高度化・巧妙化する脅威に対し、早期検知・対処を実現し、お客様の運用負荷を強力に軽減するサイバーリーズンのシェアNo.1を誇るEDR/MDRソリューション、「Cybereason Defense Platform」について、具体的な活用事例を交えながら分かりやすく解説します。
サイバーリーズン合同会社
マーケティング本部
マーケティングマネージャー
菊川 悠一 氏
業務改善の次は“つなぐDX”へ! 生成AI時代に備える連携と生産性向上のヒント
人手不足や生産性向上が求められる今、現場主導の業務改善に取り組む企業が増えています。
しかし、個別業務の改善だけでは、全体の効率化にはつながりません。
本セミナーでは、既存の業務システムやクラウドサービス等を“つなぐ”ことで、転記や重複作業の手間を減らし、業務プロセス全体の効率化を図る方法を、事例を交えてわかりやすくご紹介。
さらに、話題の生成AIをビジネスに活かすために不可欠な“業務データの整備と活用”という観点から、経営層やDX推進担当者が押さえておきたい業務連携と最適化の戦略を解説します。
「まずは業務改善、次に業務をつなぎ、そして未来に備える」
生成AI時代を見据えた中堅・中小企業のための“つなぐDX”のヒントをお届けします。
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
名古屋営業所
所長
中島 渉 氏
明日からスタートできる効果的な営業DXとは?
社員採用が難しい昨今、少人数での生産性向上を実現するためには、デジタル技術を活用して組織内で営業活動の情報を共有することが効果的です。
しかし、ITに詳しい社員がいない、自社に適した営業支援ツールを導入するためには高額なカスタマイズ費用がかかる、導入しても使いこなせていない、などというお悩みもよく耳にします。そこで、本セミナーでは、営業DXを実現するために社内に眠っている名刺をデジタル化することで、休眠顧客を活性化させ商談に結びつけるだけでなく、既存顧客をロイヤルカスタマーへと成長させ、さらなる売上向上を支援する方法をご紹介します。
Sky株式会社
ICTソリューション事業部 営業部
営業次長
福見 英敏 氏
Coming Soon!
New Relic株式会社
会社を変える生成AI活用と中小企業の未来戦略
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場で、ビジネスの常識が大きく変わろうとしています。「便利そうだが、日々の業務にどう活かせばいいか分からない」「少し使ってみたが、期待外れだった」「情報漏洩が怖くて、本格的な導入には踏み切れない」。多くの中小企業経営者が、大きな可能性を感じつつも、同様の課題を抱えているのではないでしょうか。
本講演では、そうした疑問や不安を解消し、具体的な一歩を踏み出すための羅針盤を提示します。まずは、身近な業務で明日からでもコストをかけずに実践できる生成AIの具体的な活用術を事例を交えてご紹介。単なるテクニックだけでなく、中小企業が陥りがちな失敗例や情報セキュリティ対策の要点も解説し、「攻め」と「守り」両面からのAI活用を支援します。
加えて、生成AIの進化の先にある、AIが自律的に複数の業務を遂行する『AIエージェント』の時代を見据え、今考えるべきこと、そして備えるべきことをお伝えいたします。
FP Supporters株式会社
代表取締役
青木 洋輔 氏
【講師プロフィール】
経済産業省認定経営革新等支援機関、中小企業診断士、中小企業診断協会公認インストラクター。
前職の生命保険会社で営業教育・出向先での新規部署立上げ・マネジメント等多岐にわたる業務に従事後、1年間のプログラミング学習を経て2020年に中小企業の経営改善・IT利活用コンサルタントとして独立。
東京都内を中心に活動し、年間180回・50社超のコンサルティング、IT・生成AI関連のセミナー、IT活用ハンズオン(生成AI、ローコード・ノーコード等)支援のほか、IT関連の請負業務も行う。